なんせこの日は僕の誕生日でして、鶏肉祭りとならざるを得ないわけですよ、えぇ。
お通しは二種。魚の甘露煮的なものが激ウマで、あぁこのお店はあたりだったと確信です。
焼き鳥屋さんだけど、魚も美味しいと聞いてまして、この日のおすすめで盛ってもらいました。
確かに評判になるのもよく分かる美味しさでして、その上、見ての通り盛りが良い。このケチらない感じは田舎住みの特権かもしれません。
本題の焼き鳥。まずは5種類お任せで。
砂肝、かしら、ぼんじり、スタミナ(にんにく)を塩で。
大ぶりの肉は外パリ中ジュワ。良い焼き鳥屋さんのポイントが肉の大きさってのが持論なのですが、もうホント久しぶりにこのサイズを美味しく焼いてくれるお店に出会えました。
(゚д゚)ウマー
肉の大きさに対して塩気が調度よくて、鶏肉の味がぐいっと出てくる塩梅ってやつです。絶妙に火が入った焼き加減は、プロの業に感服でございます。
いやまぁ当たり前やんって話なんですが、小さめの肉の焼き鳥は焼くのが簡単なんですよね。それが大きくなればなるほど、焼きすぎず、しっかり火を通す見極めが比例して難しくなるわけでして、えぇ、そんな実体験からの感想なのです。
ねぎまはタレ。
タレは甘さが控えめでさらっとしつつ、香りが高い一品。お酒のツマミにはタレよりも塩のほうが合いやすいと思ってますが、こういうタイプのタレだとむしろ酒が進みます。
他にもせせりとか。
皮とか。
つくねとか。
やげんとか。
鶏以外のものもガツガツと。
レタスと肉味噌。
この肉味噌がまた美味しくて、肉の合間の野菜っていうよりも、肉味噌食べたくて野菜食べるって感覚なのです。
唐揚げ。
これまた一切れがきちんと大きい。そしてまたプリっとした食感がたまりません。鹿児島空港の近く、食楽々さんの激ウマ唐揚げを思い出しました。
定番の煮込みたち。
もつ煮込みは、もつの味が臭くないのに濃くて、めっさ好みです。
実は最近、浅草で煮込みなお店をハシゴしたことがあったのですが、1軒目は空いてるお店に行ってみたんですよね。そしたらまぁ、夢に出るほどまずい料理たちで、特に衝撃的やったのは煮込みの不味さなのです。
で、混んでる2軒目に行ったら、そこがまぁまた美味しくて、いやー客足って大事やねーなんて思ってたわけですよ。
酒場放浪記なんかで居酒屋の看板メニューが煮込みですなんてのを見ると、正直なんやねんとか思うんですよ。酒場の煮込みはうまくて当たり前やし、そもそも大抵のお店で出してるやん。それを看板って言うなやとかとか。
でもまぁ、あんなに不味い煮込みが存在するんだから、うちのは美味しいって言いたくなるってのもようやく理解出来たわけでして、まぁ要するに、ここの煮込みはほどほど程度のイチオシ具合でメニューに載ってますが、もっとアピールしたらいいのにってくらい美味しかったって話なのです。
こっちは牛スジ。
味にはなんの不満もないのですが、スジよりもちゃんとした肉が多い内容は、実はスジ肉好きにはちょっと残念だったりします。ただの贅沢ですな。
なんだか食べ物の話ばっかり書いてますが、こちらのお店は日本酒も焼酎もなかなかの銘柄揃い。どこのお店で仕入れいているのかは飲兵衛なら一目でして、なるほどな内容のお酒が飲めるのです。
スタートは新政のNo6。最近は人気っぷりに拍車がかかっておりますが、久しぶりに飲んだら納得の出来栄え。青りんご系の軽い酸が美しく、それが適度な華やぎとなって舌も鼻も満足。でも飲み飽きしない味わいです。クオリティ高いなぁ。
焼酎もいろいろ、ボトルもいろいろ。
最近は日本酒だと量を飲めないので焼酎に移行。三岳の5合瓶が2500円でボトル。適正ですなー。ということで、お湯割りでぐびぐび。
聞けば、もう長いこと別の場所で営業されてて、それからこちらに移転されたんだとか。昔からのファンの方も多く、愛され具合がよく分かるお店でした。我が家もこれからお世話になるですよ。
やきとりバンク
茨城県つくばみらい市陽光台1-252-1
0297-58-9036
駅前カスミ横の店舗ですな!
返信削除今年の春に行ってからご無沙汰でしたが、相変わらず画像を見てるだけで美味が感じられる逸品揃いですね。
TXでの移動がちょっと難儀ですが、当家も折を見てまた行きたいものですヽ('ㅂ')”
おぉ、さすが、ご存知でしたか。
削除ここいいですよねー( ´∀`)bグッ!
最近の焼き鳥屋さんは、肉が小さいことが多くてがっかりなのですが、ここはしっかりサイズで焼き具合も素敵。感覚的には、都内で200円くらいの串って感じな印象で、田舎バンザイなのです。