お初にお目にかかります、梵。
いや、名前も姿も見たことはあったのですが、なぜかずっと未飲だったんですよね。それがたまたま友人が遊びに来た時の手土産に持ってきてくれまして、頂いたわけなのです。
えぇ、もう2ヶ月以上前の話でして、けっこううろ覚え。
香りはまったりとそれほど華やがないけど、吟醸香と熟成香が合わさったしっとりとした印象。
口に含むと思ったほど熟成感はなくて、みずみずしさとコクが同居した風情。梵自体がそれなりにしっかりした味わいと聞いていたので、その意味では意外なほどに爽やかとも言えます。
温度が上がると熟成感がじわじわと出てきて、それに伴って米のコクも強く感じるように。どちらかというと、冷えすぎないほうが真価を発揮しますな。多分ぬる燗とかも美味しそう。
スペアリブ。
実は夏の終わりのBBQのお供だったのですが、肉に負けない酒質です。味自体は脂の乗った魚とかのほうが相性が良さそうな気もしますが、肉の脂でも大丈夫って感じでしょうか。流すというよりは溶かすといった合い方でした。
梵 純米吟醸 ときしらず 長期氷温熟成 特別熟成酒
合資会社加藤吉平商店
精米歩合 55%
アルコール度数 15度以上16度未満
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