すごく久しぶりの日本酒は、山間のにごり酒。仕込み11号はにごりじゃないのもあるのですが、我が家は飲んでないから比較は出来ません。でも6号7号が同じスペックなので、間接的な飲み比べって感じでしょうか。
山間 特別純米 無濾過生原酒 6号 25BY
山間 特別純米 無濾過生原酒 7号 25BY
5月に鹿児島に行って以来、完全に舌が焼酎モードになってまして、未だに日本酒の夏酒を一本も飲んでないという状況。えぇ、世間では日本酒ブームとか言われてますけど、天邪鬼ってのは意図しなくても世間に背を向けるものなのですなぁ。
えー、にごり酒なのに飲む前に写真を撮るのを忘れてごめんなさい。えぇ、オリの量は約3cmってとこでしょうか。結構しっかりありました。
冷蔵庫から出しての冷や冷やで開栓。
発泡注意の札がかかってるからかなり注意してたのですが、実際には微発泡程度。開けただけではオリは舞わず、その点はやや拍子抜け。
でもまぁよく香ります。艶のある丸い香り、輪郭もはっきり。
濁りの量にしては、ドライな印象。甘みもしっかり感じるけど、切れも良いという良いバランス。旨味がジーンと残り、コメの香りが余韻。
至極当たり前の感想ですが、この余韻の米の味が、これまでの山間よりも優しいお酒の印象にしてくれます。これまでの凛とした感じで押し出してくる味が、柔らかく包むような感じに変わります。記憶に残る味という意味では濁ってない方がいいかもしれませんが、単純に美味しさ、特に米味の美味しさを味わうには、このオリは贅沢な要素なのでした。
山間はにごり酒でもその印象がぶれません。美味いなぁ。食中にサクッと飲めちゃう、でも満足度の高い濃密な味。人気があるのがよくわかりますな。しっかり冷やして、夏に爽やかに飲めるにごり酒なのでした。
山間 特別純米 生原酒 にごり酒 11号 25BY
新潟第一酒造株式会社
精米歩合 五百万石/こしいぶき 60%
アルコール度数 17度
取手市 中村酒店さんで購入。
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