遠方から来る友人に誘われて、久しぶりのやまんさんでございます。えぇ、開店前から押しかけてすいません。待ちきれなくて。
えー、本日、話に忙しくてほとんど写真を撮ってません。今思えば、冷や汁ってまだやってたのか聞けばよかったとか、なんだか宿題を忘れた気分満載なのですが、しょうがないですよね、美味しくて楽しい時間はいろんなことを放置してしまうものなのです。
とは言え、飲んだものはメモってありますから、呑兵衛の習性って恐ろしい…
スタートはいつものとおり龍宮を炭酸で。この一杯のためにやまんさんに来ていると言っても過言じゃないですな。
続いて、ずっと飲み逃してた長雲の新焼酎をロックで。
通常1年以上寝かせて出荷される長雲の、寝かしてないバージョン。芋焼酎は昨今新焼酎も定番化しつつありますが、黒糖焼酎でここまで新焼酎を謳ったものは珍しい、というか初めて聞いた気がします。
青い、サトウキビの雰囲気がとても強く出てて、それでいてエグみみたいな感じはない。青さのためかいつもの黒糖感は薄めでドライな印象。でも辛いって感じよりはやっぱり青いが先にくる。ふむ、面白いですな。
想像通りと言えばまぁそうなんですが、だからと言ってこの雰囲気をまとってちゃんと商品クオリティになるというのは、蔵の実力値なんでしょうかね。
先月号のdancyuで麦焼酎が特集されてたので、たまには飲むかと兼八を。
普段麦焼酎はほとんど飲みませんが、昔から兼八は大好きです。久しぶりなのでロックで。記憶ほど香ばしくなかったのは、やっぱりお湯で飲めって話だったんでしょうか。うーん。いや、美味しかったんですよ、もちろん。
次は薩摩乃薫の白楽をお湯割りで。
初めて飲みます。純黒とか黒麹のイメージが強い蔵元ですが、これはコセド酒店さんプロデュースの白麹モノなんだとか。
思った以上に軽くて軽やかで、これはお湯じゃなかったかな。ロックがよかったかも。うーん、兼八と飲み方を逆にしてしまったですよ。まぁ自分で選択してんだからしょうがない…
最後は八幡の前割を二種類。
やまんの店主の下間さんが、蔵に行った際に分けてもらってきた蔵の湧水と仕込水のそれぞれで前割を作ったんですね。同じ敷地内の水でも井戸が違うと風味が異なるんだそうで、実際この二つは明確に味が異なるからお酒は奥が深い。
湧水のほうは柔らかく深い味に、仕込水はサクッとスッキリ。一般的に仕込水の方が親和性が高いイメージで、もちろん仕込水バージョンも美味しい。というか、よく馴染んである意味正しく薄めているという感じなのです。
一方湧水は、新たな味を足したというか変化させたという意味で、親和性だけじゃない相性だったんだなぁと。
しかしよく二種類の水をもらってこようと思ったですよねぇ、もう、マニアック。
食事は適当にお任せして、やまんの名物をひと通りと言った塩梅。ガツガツ食べて、グビグビ飲んで、ワイワイ語らってと、えぇ、幸せでございました。
そんなやまんさん、めでたく3周年でございます。
( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ
僕が初めておじゃましたのが2周年の頃なので、まだ1年のお付き合いなんですねぇ。居心地良すぎて馴染みすぎて、なんだかお店自体も数十年やってて、そこにもう数十年通ってるった感覚なのですが、えぇ、実際にそんな日が来るのが待ち遠しいのであります。
やまん
千葉県柏市東上町2-3
04-7163-6602
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