2013年11月21日木曜日

豊醇無盡たかちよ 扁平精米おりがらみ しぼりたて生原酒 25BY

お初でございます。豊醇無盡たかちよ。

25BYの最初でございます。24BYのひやおろしを飲み終えてないのに…

高千代酒造さんの高千代のひらがなバージョンである豊醇無盡たかちよは、新潟の端麗辛口のイメージから脱却すべく企画されたシリーズなんだそうで、その豊醇の名の通り豊かな味わいを標榜したシリーズなんだそうです。

すべてのスペックが非公開といううんこなポリシーはあるんですが、ちょっと調べると一本〆という酒米らしき記述もチラホラ、どうなんでしょうか。


ともあれ、冷蔵庫から出しての冷や冷やで開栓です。

香りは薄い、ほんのりと何かある程度。

すごしぴちちと微発泡の舌触り。乳酸ではなく、リンゴとかそんな感じの酸味が少しして、しっかりと旨みがあるのに爽やかな印象が強い。

おりがらみらしい米の味、後味には仄かな苦味。苦味って書くのはちょっと語弊がある程度の余韻ですな。奥さんには、これは苦味じゃないだろって言われたし。

旨み自体が濃いわけじゃなくて、全体のバランスで濃く整っている印象を与えるのかな。
甘みのコクに逃げてないのが好印象なのです。


カンパチの刺身と合わせる。
甘さと旨みが引き立ち、苦味が吸着するのかふっと消えて、とても良い印象。ベストマッチというよりは、補い合うような印象。

蒸し牡蠣。
合わないわけじゃないけど、取り立てた素晴らしい相性というわけじゃない。
こういうおりが絡んだお酒には、銘柄は違えど共通の存在感があるわけで、こういうのはどんな食事とベストマッチなんだろうか。それともやっぱり食前食後が基本なんだろうか。



さくっと1日で四合瓶が空きました。豊醇を標榜しても新潟酒のキレは残ったままで、狙い通りのお酒なんじゃないかと思います。鶴齢さんなんかも新潟酒らしからぬ濃厚さがあると思ってますが、辛味も印象に残るんですね。たかちよは辛さではなくて淡麗のキレを残してる印象でしょうか。

でもなー、スペック非公開がなー。蔵のメリットはなんかあるのかもしれませんけど、消費者のメリットはなんなんだろうなー。
この点が非常に減点なのですが、美味しかったからまた買うんだろうなぁ。素直に美味しかったって言えればいいのに、なんともめんどくさい人間でございます。








豊醇無盡たかちよ 扁平精米おりがらみ しぼりたて生原酒 25BY
高千代酒造株式会社
アルコール度数 16度


印西市 酒乃なべだなさんで購入。

0 件のコメント:

コメントを投稿