2013年3月28日木曜日

大和桜、お湯割りを学ぶ

鹿児島に来て知った銘柄、大和桜。Bar S.A.Oさんで頂いたのが始まりです。

愛するお酒との出会いってこんなもんですよね、飲んだ瞬間わかる。単に美味いだけじゃなくて、あぁもうって、こう身悶えるような。えぇ何言ってるか全然わかんないですけど。

まぁとにかく、心の芋焼酎に新たなラインナップなのです。
なのでまずは五合瓶を一本買ってきて、ホテルでじっくり飲みました。これはスタンダードな大和桜。Bar S.A.Oさんではお湯割で頂きましたので、この一本もお湯割りを復習してみます。

全体的な印象は、隙のない味。完成度の高い味。腑に落ちる味。
あ、でも優等生なガチガチに硬いイメージではなくて、狙ったところを一発で仕留めたブレのない雰囲気。あぁもう書けば書くほど何が言いたいのやら。
なんでしょう、こう、想像する完成形と実際の出来上がりにずれがないというか、造ってる過程に無理がないと言いますか。まぁ勝手なイメージなんですけどね。

要は男前な酒なんですよ。造り手と同じく。そう、また造ってる方がすごくかっこよくて面白い。なんでかはまた後日書きますけど。

もうちょっと味にフォーカスすると、程よく立ち上る香り、甘辛のバランスのよさ。好きなお酒は日本酒も焼酎もそうんなんですけど、収まってるという印象を受けるんですよね。
柔らかくて優しい味わい。そして芋の風味が強い。キレイなのに太いと言いますか。旨味がしっかりで、舌の上でもにゅもにゅしてると海藻のようなコクも出てくる。
いろいろな要素が浮かび上がりますけど、どれも密度が高いという感じがしっくりくるのかな。

いやもうびっくりするくらいいつまでも飲める。全然飽きないしだれないし。余韻が長いから、ついつい口に残る余韻に引きずられて盃を重ねてしまいました。

ほんと良かった、このお酒との出会いは。愛飲酒がまたひとつ増えました。




大和桜
大和桜酒造株式会社
黄金千貫/白麹
25度

鹿児島市 山形屋 薩摩酒蔵さんで購入。

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