2013年12月1日日曜日

栄光冨士 純米吟醸 冬ひや酒 シルキー・スノー 24BY

ずっと名前は知ってたけど飲んだことが無かった栄光冨士。最近また名前を聞くようになって、ちょっと気になってました。
有名な「古酒屋のひとりよがり」の蔵元さんなんですね。こちらも名前は知ってます。飲んだことないけど。

奥さんが試飲させてもらって、24BYのこのお酒と、もう一本新酒の2種類を購入してきました。
いずれも、首都圏用の商品とのことで、通販をすると蔵の地元からの注文があるんだとか。
そんな戦略商品ですから、値段は控えめでそれなりに判りやすいキレイな酒質なんだそうです。
地元商品だともう一歩ガツンとくるんだとか。なるほど、そのあたりを想像して頂きたいと思います。


冷蔵庫から出しての冷や冷やで開栓。

香りはごくごく穏やか。ほんのり吟醸香。

ツルリスルリとした舌触り。素直なお酒というのが第一印象。イメージ通りです。
口の中で空気を含ませると、旨みあり、甘すぎない甘みあり、舌の上では辛味と米の味が湧く。第一印象とはまた違った展開になります。
喉に落ちるときはスルリと通るのに、舌に残る後味が結構な辛味で心地よい飲み心地。

吟醸香は主張し過ぎず、瓜っぽいほんのりとした味。物足りないかなと思うと、後味にも吟醸香は残っているから、満足度は決して低くないから面白い。

酒販店のご主人曰く、食中向きとのことで、確かにじゃまにならずクイクイ進みます。

イカワタ焼き。
溶かして解す、この相性。イカワタがなかなか立派だったので、お酒が負けるかなと思ってましたが、しっかりとした米の土台が浮かび上ってきて、中々のマッチングが楽しめました。


さっくり4合瓶が空いてしまいまして、もっと色々なものと合わせたかったなぁと思いつつ、これはまたそのうち買うこともあるだろうと、まぁ美味しかったということなのです。









栄光冨士 純米吟醸 冬ひや酒 シルキー・スノー 24BY
冨士酒造株式会社
精米歩合 出羽の里 60%
酸度 1.4
アミノ酸度 1.3
日本酒度 ±0
アルコール度数 15度以上16度未満


春日部市 松本屋酒店さんで購入。

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