澤の花の初しぼりです。
ひやおろしがとても美味しかったので、初しぼりも試飲させてもらったところ、やっぱり美味しい。
冷蔵庫から出しての冷や冷やで開栓。
細い吟醸香。華やかというより艶っぽい香り。光沢がある印象でしょうか。
口に含むとより吟醸香がわかる。でも強く主張はせず、固く青い長野酒の風情と相まって艷やかで整った旨さ。舌のうえではジワジワと甘みがわき、甘過ぎると感じる手前で、辛みが湧くとともに甘さも止まる。
後味にはやはりツルリとした米の旨味が余韻で残り、雑味を感じず、でも力強い野趣な雰囲気が非常に良い。
温度が上がると心地良い爽やかな果物。なんだろうなー、すっごい美味しい果物。
メロン+梨+リンゴ、イチゴ、言葉にすると全部ちがうなー。
くいくいとあっという間に四合瓶を空けてしまった。日常のご飯とおつまみで飲んだのですが、違和感がない、でも日常酒じゃない、面白い立ち位置が印象的でした。
昨年の澤の花はとても好みに近づいてたんですが、今年はもっと我が家的には嬉しい味。
でもまだ日常的に飲もうとは思わないんだよなぁ。もう少し親しんだら変わるのでしょうか。それもこれも長野酒への妙な苦手意識のせいなんでしょうね。
ともあれ、今年も節目節目のお酒にはお世話になること確定の初しぼりでございました。
澤の花 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり さら雪 25BY
伴野酒造株式会社
精米歩合 五百万石 50%/55%
アルコール度数 16度
取手市 中村酒店さんで購入
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