2013年9月8日日曜日

龍宮と生姜の出会い、2013残暑

奄美島酒案内人のワークショップに参加した際に、案内人代表であるダイニングバー味彩の小田さんとお話してて、生姜を漬け込んでも美味しいよと教えて頂いてたんです。
我が家は夫婦揃って生姜大好きですから、それもなかなか良いですなと思いつつ、新生姜の時期を逃してました。

ところが最近、なぜかまだ新生姜が売ってるのを見つけて、これはやりますかと思ってたんですね。でも、どれくらいのバランスがいいのか皆目見当がつかず…

そんな折、蔵元の富田さんが龍宮カクテルの話を書いてて、その中に「かめ仕込生姜スパークリング」なるものが。おぉ、これはまずこの味を試してみてからでもよいのでは、ということなのです。

奥さんが蔵元にレシピを聞いて再現。1/3の龍宮に生姜を3,4滴。炭酸で割って出来上がり。

ということで、まずはかめ仕込じゃなくて30度の龍宮でお試しです。
なるほど、生姜の辛味は龍宮の辛味に溶け込み、その辛味に生姜の香りが加わった喉越し最高な一杯です。ふむ、黒糖の甘みと生姜って、そりゃ相性いいに決まってますし、一時ハマってよく作ってた黒糖ジンジャーエールを思い出します。

生姜好きなので、3,4滴と言わずもう少し垂らした方が好みです。でも、調子に乗って入れ過ぎると一瞬で生姜味主体になってしまい、龍宮、何処行った…となるから実は結構バランスが難しい一杯でもありました。

徳南製糖さんの生黒糖を少しだけちぎって落とすと、黒糖の香りが更に増してリッチ。それもまた良しでございます。



かめ仕込でも試さないとということで、2011のかめ仕込で同じように作ってみます。
いやぁ、ねっとりとした黒糖の味が生姜と交じる様、これはかめ仕込じゃないと出ない雰囲気ですねぇ。爽やか度は30度と同じようになるんだけど、黒糖焼酎である楽しみはかめ仕込のほうが素晴らしい。

ミントたっぷりで龍宮モヒートをやるときは、個人的にはキリリとした30度が好みでした。
ですが、生姜のような素材でパンチを効かせるなら、黒糖風情が濃厚なかめ仕込の方が向いていたということでございます。



今年の夏は、龍宮モヒートと龍宮炭酸割りの2大シュワシュワで暑さを乗り切って参りましたが、疲れの貯まる残暑は生姜の力を借りるのも良いものですなぁということなんです。

それにしても黒糖焼酎は自由に楽しめるなぁ。この味をベースに、当初の目的どおり生姜を漬けておいてみようと。


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