2013年8月27日火曜日

八千代伝 白、前割を楽しむ

前回の八千代伝 白の感想から、前割を仕込んでおきました。
大和桜ヒカリを前割したときの経験と好みから、今回は初めから6:4で割っておきます。


さて一週間。冷蔵庫からだしての冷や冷やでございます。

温度が低いから香りは抑えめ。それでも大きめのグラスに置けばじわっと溜まる芋の粉を吹く香り。甘さはさほど感じない。

柔らかなアタック。完全にほどけた。実は2日目に濃さが大丈夫かちょっと味見したんですけど、明らかにここまでなめらかじゃなかった。蔵元の健太郎さんが、1週間くらいすると違いがよくわかるよって仰ってたんですが、正に言葉通りでございました。

爽やかな甘み。強く主張しない。なんだろうなー、なんかの果物に似てるんよなー。そんなに甘さを主張しないあれですよって、奥さんにも聞いたんだけど、結局判らず終い。なんだろうなー、こういう時って、舌のボキャブラリーが少ないと例えるのが難しいなぁ。

それにしても、焼酎じゃない別の飲み物のような印象。



そして驚くことに、この状態からほんの少し温度が上がると、素晴らしい芋の香り立ち上がる。

口に含めばもちろん上質芋焼酎。舌で優しい甘みを味わい、喉に落とすと残り香がブワッと濃厚に残る。

印象は非常に爽やかな水割なんだけど、味も香りもしっかり残るから満足度も高い。
それにしても、気を抜くとその軽さ故についついクイクイ飲んでしまう。危ない酒でございます。


しかし随分昔に書いて放置してありました。今の季節にやるとまた違うかなぁ。



八千代伝 白
八千代伝酒造株式会社


つくば市 スドウ酒店さんで購入。

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