2013年8月31日土曜日

2013年夏酒の総括

朝、外に出ると、めっきり秋めいた風情が漂うようになりました。8月も末日、2013年の夏もそろそろ終わりでございます。

まぁ残暑は残ってますけど。デブには辛いですけど。


ともあれ、今年の夏も色々と夏酒を楽しませて頂きました。店頭にはひやおろしが並び始めました時期ですので、そろそろ今年の夏酒について一度総括なぞしてみようかと思います。

今年飲んだ夏酒は以下の15銘柄。もっと飲んでるかと思いきや、まぁこんなもんですか。まぁ基本が一升瓶買いの家飲みですからねぇ。


去年まで、その年の夏酒についてちゃんとまとめたわけじゃないですので、うろ覚えの点も多々ありそうですが…

今年は例年に比較して大人しいと言いますか、悪い意味じゃないですけど水っぽい感じだった気がします。辛味とか、夏酒ならではの切れる濃い味みたいなのは抑え気味で、さっぱりするすると飲めるタイプ、という印象なわけです。

夏に飲む味、という意味ではひとつの方向性なんだと思いますが、その結果として味の日持ちが悪い、味の変化がいい方向には伸びにくいという側面もあったんじゃないかと。

とは言えすべてがそんなタイプだったわけではなく、ムース状の濁り酒の磐城壽、夏の生酛の麓井なんかは、違ったアプローチの夏酒でございました。

もう一つの特徴は、低アルコールの日本酒が増えてきたこと。購入して飲んだのは奥能登の白菊の寧音だけですが、他にも何種類か酒販店で見た気がします。
今になって思えば、もう少し試してもよかったかなと思いますので、来年はもう少し考えてみましょう。


順位付けをすることにあんまり意味はありませんけど、1本だけ今年飲んだ夏酒から選ぶとすれば…

麓井でしょうかねぇ。毎年楽しみにしていますから贔屓目な気もしますけど、頭ひとつオリジナリティがある夏の味ということでございました。

ちなみに昨年の1本は開運の涼々。今年も美味しかったけど、連覇するには更なる印象付けが必要になるわけでして、来年の麓井もハードルを上げて飲むことになりそうです。


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