2014年5月12日月曜日

奄美パエリアと黒糖焼酎、2014年の黒糖焼酎の日

5月9日、10日は、黒糖焼酎を愛する者にとって年次総会的な日なのです。そう、黒糖(5/9,10)焼酎の日。

2013年の黒糖焼酎の日の記事:
らんかん 2009、2013年の黒糖焼酎の日
紅さんご、2013年の黒糖焼酎の日
陽出る國の銘酒(ヒイズルシマノセエ)2001、2013年の黒糖焼酎の日

今年は夫婦揃って奄美黒糖焼酎語り部になって最初の記念日、気合も入るって話ですよ、これ。

ということで、奄美パエリアなのです。以前から、奥さんが奄美で買ってきた食材でパエリアが作れるって言ってまして、そりゃ今日作らずしていつ作るのかって話ですよ。


まずはスガリ。
スガリについては以前の記事でも書いていますが、島でもあまり出回らない貴重なタコ。今回は奄美で奥さんが見つけて買ってきたものが冷凍してありました。

ちなみにタコのぬめりについてですが、塩で揉んだり大根おろしで洗ったりと結構手間がかかる作業です。なんですが、以前市場のおいちゃんに教えてもらいました。一回冷凍すると、解凍してから水で流せば落ちるよと。まぁ冷凍するのがどうなんだって意見もあると思いますけど、お手軽に生だこを扱うには、この方法はオススメなのです。

ということで、解凍後洗って内臓を抜く。



そして茹でる。意外と赤くなりません。ほんのり程度。



ぶつ切りにしてオリーブオイルとニンニクで炒めたもの。ついでに海老も炒めてます。残念ながら海老は奄美のものじゃない…



続いての奄美食材はトビンニャ。
これもニンニクとオリーブオイル、そこに黒糖焼酎を入れて酒蒸しにします。今回は有泉で。



ちまちまと取り出す。



あとは一般的なパエリアの作り方、なんだと思う。奥さんが作ったからよく知りませんけど。あ、米を煮る水は、タコのゆで汁を使ったってのは聞いてます。旨味のスープなのです。

海産物の旨味たっぷり。特にタコの旨味は絶品で、スガリの濃い味がよく出ています。そんな中でも、トビンニャ付近を食べると塩の香り、トビンニャの香り。



本日はキリッと炭酸割りで、有泉と龍宮の二銘柄を頂きました。よく合う。合わない理由がない。

黒糖焼酎のミネラル感が、パエリアの海産物の旨味のおかげで浮き上がってきます。それがまた青々しくて心地よい後味になり、濃厚な出汁と共に喉を過ぎた後にふわっと黒糖焼酎の主張をしてくれるのです。


サラダはカブとルッコラ。ポイントはたんかんドレッシング。
これもまた、奄美の味。我が家の柑橘の王者であるたんかんは、食べて良し、絞って良し。もっともっと、奄美のたんかんの美味しさが広まればいいのに。



あー、奄美行きてー。

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