お通しのポテサラ。
すまぬ、美味しすぎてやっぱり写真を撮るのを忘れてがっついた。どんぶりいっぱい…以下省略。
白菜サラダ。
なんでこんなに美味しいんだろうなぁ。家で食べる新鮮白菜でも、こうはならない。なんだろうなー秘密は。
今日のお魚はグルクン。揚げてもらいました。
正直、すまんかった、この状態なら撮るなって話ですが、まぁ、記録ということで。
それにしても美味い。完全に頭からしっぽまで、キレイに食べられます。家でもこの捌き方で揚げるんですけどね、フライヤーみたいな大きさじゃないからキレイに開かないんですよね。結果、骨への油のまわりがいまいちになるのかなぁ。
そんであれですよ、やっぱりタレが違うんよね。もう絶品。魚の捌き方とか揚げ方とか、練習したからちょっとは上手になってきたんですけど、このタレは真似できません。
手こね寿司。
やっぱり今日も食べた。前回と魚が違うためか、印象もちょっと違ってワイルド感があります。今日も美味い。あかん、書いてるとまた食べたくなるですよ。
正直、ここからは何を頼んでいいか迷いすぎるので、お任せでなんか出してと頼むことに。
鶏もも肉のあぶり。
めっちゃ味濃い、超濃厚。やまんさんの料理はお酒に合うのはもちろんなんですけど、単純に食事として食べても美味しいものばかり。なんですが、これはあれやね、酒とセットじゃなきゃもったいないというか怒られるというか、別にこれで白米掻っ込んでも美味しいんでしょうけどねぇ、えぇ、でもやっぱりお酒じゃなきゃって味でございます。
写真撮るの忘れたけど、やっぱり唐揚げも食べてます。毎度毎度、感服でございます。
あ、カツオの腹皮も食べたんだ。塩味がキツすぎず、今まで食べた腹皮の中で一番美味しいとは奥さんの言。至極同意でございますな。
黒はんぺんフライ。
そういえば、食べたことありませんでした。地味な味なんですよね。それがまたお酒を呼び寄せるといいますか。日本酒でも焼酎でも、どっちにも合う味ですが、ガツンと辛子を付けるなら焼酎のほうが楽しいですな。
めっちゃ食べてますが、それに見合っただけ飲んでもいますよ、えぇ。
スタートは、25度のまーらん舟のソーダ割り。
あんまり飲んだことないんですよね、25度は。近場で買えないからしょうがないんですが。
そして謎の華やぎ。南国フルーツ的な酸味と甘味が感じられます。いつもの龍宮よりも夏向きの味かもしれません。家にも常備したいなぁ。
珍しく、やまんさんで日本酒。だって気になる銘柄がいっぱいでして。
遊穂の熟成酒。
遊穂自体それほど馴染んでませんが、キレイでも骨太の印象がある、確かに熟してもよさげな風情だなーとか思い出しつつ。なんでも、イベントとかで出してたものを販売したんだとか。
60度ですが、なかなか強気の温度が指定されています。さすがにそこまでじゃないにしても、熱めの燗をつけてもらいました。
思ったより熟した印象ではなくて、旨熟レベル。酸味の名残のようなものが、独特の香りとなって主張します。辛味もあとから湧いてきて、確かに熟成酒だけど、ピークはもしかしたらまだなのかもしれない力強い旨味です。
冷め始めると、酸の名残が輪郭を強くして、旨味を掻き消す印象。熱めのままが良かろうもん。
冷めきって常温の燗冷ましは、また別の旨さに落ち着く。旨味復活、香り控えめ、酸味はさらりと流すアクセントで、コシが座った味でございますな。うまー。
白隠正宗も好きな銘柄ですが、なかなか飲めないんですよね。そんな久しぶりの一杯は、初めてのお米、愛国のきもとでございます。
愛国、全く聞いたことがありませんでしたが、古いお米なんですね。
ちょっと調べると、身上起(しんしょうおこし)というお米の選抜米なんですね。早生のものを選抜したから、身上早生と呼ばれてたそうです。それが愛国という名を持つんですね。愛国としては宮城県から広まったお米なんだそうですが、由来は南伊豆が発祥の静岡のお米なわけです。
そんな愛国、登録上はかなりの品種の親になっています。でも子の一覧を眺めてみると、現在主流として使われる酒米は見当たりません。というか、そもそも酒米として広まったわけじゃないくて、病気に強くて多く収穫できることから広まった食米なんですよね。
まぁそんな感じのお米なんだそうですが、飲んでみての感想はなかなか不思議なものでした。
すっきりとした生もと。これは白隠正宗の特徴が強いのかもしれません。軽くて、なんなら爽やか。
お米の印象は、甘さが控えめで、旨味も伸びない。でも満足度があって、カツオの腹皮なんて濃ゆいものにも負けない不思議な美味しさです。飲んでいてしみじみ旨いって感じるような強さはないのですが、余韻が思ったよりも長くて、そこが最終的な味の強さ、満足度の正体なのかもしれません。ドハマりする味ではないのですが、経験値としてはとてもおもしろい一杯でした。
焼酎に戻って、飲んだことないひとたちを。
櫻井の雄町。結構前から限定品として出てるんだそうです。櫻井はそれほど経験値がないからなー。
お湯で飲みましたが、美味しいんだけどやや物足りない印象。龍宮の美山錦のときも思ったのですが、酒米を使うと青いというか若いというか、まあちょっと固めの風情になるんですね。芋でもそれは同じ印象。でも、芋だと甘みや風味の物足りなさが顕著に出て、バランスがいまいちに感じます。
ちなみに美山錦の龍宮も寝かしたら青さが取れてきましたから、この雄町の櫻井ものんびり数年熟成させたら面白いんじゃないかと思うんですよね。
ちょっと味見で頂いた謎のかめ仕込み。
この瓶のかめ仕込みは、通常はどこで入手できるのか、マニア心がくすぐられます。詰口は2014年なので味自体はまだ若め。というか、ずいぶん軽やかなかめさんですな。やっぱり美味しい。
ここからは愛する銘柄たちでまったりと。
八幡。お湯が映えますなぁ。ろかせずは、瓶で買ったことがないので、飲める時に飲んでおきます。この濃さ、香ばしさ、むふぉー。
写真がない前割の人達。
薩摩茶屋の前割り。ストレートでもらいましたが、もうね、完成度が違いますよ。この一体感。水割りと前割りは明確に別の飲み物であると、ここに宣言しますって立ち上がりますね、もう。
締めは球磨の泉の前割りで。
米焼酎はそんなに飲まないんですけど、球磨の泉はふっと飲みたくなります。軽やかで、締めにはふさわしい一杯。こちらもストレートで。
香りがたまらないですなぁ。吟醸香に通ずるエステル感、思い出したようにお米も穀物やねぇって感じの香ばしさ。前割りのおかげで、味も香りもすごくクリアに判ります。
いやー、よく食べてよく飲んで、ご常連のおじさまとかおにいさまとよく語らい、えぇ、久しぶりに心ゆくまで外飲みを堪能させていただきました。毎度ごちそうさまでございます。
やまん
千葉県柏市東上町2-3
04-7163-6602
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