2014年5月16日金曜日

やまん@柏さんで龍宮三昧、2014年の黒糖焼酎の日

黒糖焼酎の日の2日目は、浴びるほど龍宮を飲んだのでした。

柏のやまんさんでは、なんと龍宮5銘柄の飲み放題という衝撃の企画。いそいそと出かけたわけなのです。



スタートはケンムン。
この新発売の焼酎は、夏酒として名門酒会さんが企画された妖怪焼酎。芋・麦・米・黒糖・泡盛でそれぞれ一蔵ずつ参加していて、その土地の妖怪をデザインした涼やかな焼酎なのです。

黒糖焼酎からは我らが龍宮が参戦。奄美大島の妖怪であるケンムンが鎮座しております。カワイイ。




度数は15度。蔵和水と同じで、冷やしていきたい味のはずです。
なのでロックでグビグビっと。いやー、爽やか。龍宮にしてはというとあれですが、辛味が少なくシュッと軽やか。この夏はビール要らずですなぁ。

まぁ去年も炭酸龍宮のおかげでビールの消費量が激減しましたけど。



そこから反時計回りに順番に。

龍宮美山錦を水割りで。段々青さがなくなってきてますな。

まーらん舟25度を水割りで。ちょっと失敗したかな。水割りはやや薄まりすぎてもったいなかったかも。せっかくのまーらん舟独特の黒糖の香りが薄くなりすぎてしまった。同じくらい加水するにしても、炭酸だと香りが振りまかれるから大丈夫だったんだと認識したですよ。

スタンダードの龍宮30度を炭酸で。いいなぁこの青さ。馴染みの味だけど、何度飲んでも飽きない。

1周目の最後はかめ仕込40度、満を持してロックで。2009年のかめ仕込は以前もやまんさんで飲んでて、その時はものすごく香ってフローラルだった記憶なのですが、今飲むと結構しっとりと落ち着いてた。


いざ2周目。

先ほどのリベンジに、まーらん舟25度をロックで。
やっぱりこの方が香りよく、コク深く。水割りって、実は黒糖焼酎には難しいのかな。お湯だと香り立つし、炭酸だと弾けるし、そんな後押しする要素がない水割りは、一歩間違うと水っぽくなってしまうのかもしれません。

そろそろ2時間。最後の一杯は、やはりお馴染みの龍宮炭酸。
飽きない、ほんとどれだけ飲んでもまた飲みたくなる。


毎度の美味しい料理もたっぷりと。

また写真を撮り忘れてますが、空腹を満たすための油そーめん。

グルクンのグリル。激ウマ。いやー美味い。しっとりと甘みのある身に、オイルとハーブがたっぷり染みこむ。



煮込み。馬ですよ。ホロホロですよ。それにしても品が良いなぁ。



他にも、車海老の唐揚げとか、ポテサラとか、鶏からとか。
よく飲んだけど、それ以上によく食べたですよ。

やまんさんで知り合った常連の某紳士な方と話してたのですが、やまんさんの料理はいい意味で一癖あって、それが故に癖になるよねと。いやこれ全く同感。スパイスだったりハーブだったり、何かワンポイントアクセントがあって、それが記憶に残ってまた食べたいとなるわけでして。



2時間の飲み放題が終わっても帰る気配がありません、我々。

夏の焼酎第二弾は、ちんぐ。ちんぐ夏上々を炭酸で。
さっぱり軽快、すっきり軽やか。これは焼酎を重いとか強いとか思って敬遠してる人に是非飲んでもらいたい心地よさでした。



あと、また写真を撮り忘れてますが、壱乃醸朝日をロックで飲んでます。これは本当にロックとの相性が良いお酒。風味がじっとりねっとりと、冷えてとろけていきますなぁ。



ここまで焼酎を飲んでおいて、何故か締めは日本酒。

確蔵の今年のバージョンです。昨年は瓶で買って飲んでますが、今年はお目にかかれてません。せめてグラスで飲んでおかねばということなのです。

昨年よりも、一段濃く、強い味わい。ちょっと物足りなかった部分を満たす、完成度を上げてきた印象。
一方で、この複雑さのないシンプルな、スマートストレートな酒質は、濃くなると一本調子感も出てきます。昨年は軽い代わりにフルーティーな香りをアタックの印象にしてきていたのですが、それもやや損なわれると美味しくても印象としては平均値になってしまうのです。

でもまぁ、去年から進化していて美味しかったですな。




ということで、終盤は龍宮以外も飲んでるじゃんって話はありますが、それはともかく、黒糖焼酎の日に相応しく龍宮をたっぷり頂いた、非常に嬉しいなのでありました。


やまん
千葉県柏市東上町2-3
04-7163-6602

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