開いていたまーらん舟を空けちゃったので、再入手可能な最近のビンテージを開栓。
毎度、まーらん舟の栓を抜く時は厳かな気持ちになります。
まーらんモヒート。
まーらん6、冷やした炭酸4くらい。スペアミントは3枚をギュギュっと潰して。
富田さんに作ってもらったのには及ばないものの、かなりいい出来。うまいなー。
ストレート。
甘みより先にアルコールが立つ香り。まだ若いということなのか。そして奥にある黒糖の味が欲しくてたまらない、誘う香り。
口に含むと、度数の高さの割に爽やか。なんだ?めっちゃさらりと甘味と辛味が駆け抜ける。ねっとりは後味で口に残って湧き出てくるけど、とにかく最初の印象が妙に爽やか。
鼻に抜くとミネラル分が甘さを包んで優しく香る。奥深い味わい。口に含んでる時間の違いで味が変わる。変わるは言い過ぎで、波打つといった感じかな。痺れる美味しさ。
徳南製糖の生黒糖2012年のものと合わせる。
ある種のドーピングなわけですけど、これがまた不思議な組合せ。まーらんの辛味を消して、食べた黒糖の味は溶けきって、黒糖の甘みじゃなくてまーらん舟の甘みが引き立つ。なにこのマジック。
年を経て行くと、こんな感じになっていくのかなぁ。
じっくりじんわり楽しませていただきます。
まーらん舟 原酒 2011
有限会社富田酒造場
アルコール度数 41度
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