2013年12月23日月曜日

あたごのまつ 限定純米吟醸 冷卸 24BY

2013年の冷卸第13弾は今年最後の冷卸。事情が有ってずーっと引っ張ってしまった、あたごのまつの純米吟醸です。

元々は単にお酒の消費が追いつかずに取り置きのまま時が流れてたんですが、とうとうあたごのまつの新酒が出ちゃったんですね。それならそれで飲み比べをするかって思ってたのですが、そうすると今度は冷蔵庫に一升瓶2本分のスペースが要るとなって、やっぱりなかなか引き取れないと。さすがに年を越すわけにはいきませんし、年末年始はそれはそれで別のお酒の取り置きも増えていきます。

ということで、この子は結局単品でお引取りとなったわけです。それならそれでとっとと飲んどけって話なのであります。えぇ、飲み時期を逸したのは否めませんが、はてさて。


涼冷え程度で開栓、キンキンに冷やしてはいません。

抜栓と同時に漂う乳酸の香り。鼻を近づけて嗅ぐと酸っぱい風情。寝かしすぎたかとビビる。まぁ寝かせすぎてるんですけど。

口に含むとコッテリとした熟々の旨み。酸味は旨みへと昇華しており、いつものあたごのまつとはまた違った味わいです。濃いというか古いというか。

特に含み香には古式ゆかしい昔のタイプの香りがあり、やはりいつもとは違うと再確認させられます。明らかに寝かし過ぎなんだけど、どうしてどうして、これかまた異常に旨い。
酸味はヨーグルト味へとまとまり、幾分の果物のような甘み。何だろうなぁ、ほんのり奥に潜む。
伯楽星で感じるような嫌な感じはなくて、ただただしっとりと熟した旨さ。柔らかくなるまで置いた柿なんかが浮かびます。まぁそんな柿は好きじゃないんですが。

少し飲み続けると、古めかしさはどこへやら、ひたすらに旨みが攻めてくる。美味いなぁ。



4日目。
やや苦味があるが、それを上回る旨み。濃厚ながらも品の良い、くどいとか臭いとかの言葉とは全く無縁の懐かしくて旨い乳酸。

こういう濃さが出てくると、甘さに頼らない味の真骨頂がよくわかるですな。甘いとは感じず、だからと言ってよくある辛口的な言葉とも縁のない、唯一の味でございます。



6日目。
ここに来て古さに感じる乳酸も、周囲に纏うホコリが落ちたかのようなキレイさに。ほろっとした感じが薄らぎ、つるりとした舌触りになった。こういう変化は珍しい。



新澤さんのお酒を1年を通して飲んできましたが、24BYに関してはずっとあたごのまつが伯楽星っぽいし、伯楽星が味のりがよいと感じてきました。これだけ飲み頃を過ぎてしまってるので本当のところはわからないのですが、それでもようやく(伯楽星に対して)旨みたっぷりのあたごのまつを楽しめた気がします。






あたごのまつ 限定純米吟醸 冷卸 24BY
株式会社新澤醸造店
精米歩合 55%
アルコール度数 16度


取手市 中村酒店さんで購入。

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