去年美味しかった記憶の一本。今年も美味しい。
旨みたっぷり、芳醇、豊潤の酒。じゅわーって擬音がよく似合う。玄関放置の冷やからスタート。
香りは強くない。ごくごくわずかに甘い香り。
味わいは、したたる、とか、あふれだす、とかそんな感じ。もうじゅわーと。うまいなぁ。単に旨口なんじゃなくて、若くて旨いなぁと。
鼻から香るだけだとほんのりなのに、口にふくむとぶわーって、もうぶわーってなる。ほんと若々しさが楽しめる。
口中で転がすとほんのり乳酸の香りが立ってくる。ホエーのような。
ラベルには冷やのままお召し上がり下さいって書いてある、確かにこの味わいは単に旨味を求めるならぬる燗くらいまでは更に旨味を増すのかもしれないけど、冷たさによる引き締めが若さの演出なのかなぁと。旨すぎる、溢れ出る旨味を、冷たさが引き締めるということですなぁ。
この旨味は秋鹿をちょっと軽くしたようにも感じる。旨味と酸味のバランスがいいんだろうなぁ。温度があがるとこれが崩れるのかな?もったいなから美味しい温度で飲んじゃうけど。
といいつつ、最後の一杯は冬の常温まで上がり、あぁ確かに旨味が乗りすぎる。ちょっと冷やした位が飲み頃ですな。おっしゃるとおり。
瀧自慢 純米 しぼりたて生酒 24BY
瀧自慢酒造株式会社
精米歩合 60%
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