屋守のおりがらみ。結構しっかりとしたおりが楽しみな一本。
玄関放置の冷やからスタート。本質的な部分は、いつもの屋守が豊潤だから、おりがらみだから特段濃くなるということもなく、安定した甘み。
香りはさほどでもなく、ほんのりと。おりがらみらしいお米の香り。
ほんのりと微発泡感がる刺激と、おりによる薄い苦味が屋守の甘みとはまた違った味を見せてくれる。
温度が上がるにつれて、少し甘みがもっさりしてくる。
屋守はすごく美味しくて好きなお酒なんだが、一升瓶で飲むお酒じゃないというイメージがあるのはこの甘さのせいかな。
一方で、おりがらみのためか苦味もキツ目になってくる。そのおかけでいつもよりは飲み進められるですな。
実際、スペックを見るとかなり辛めの数値。温度がきちんと低めなら、甘くて苦くて旨くてキリッとする相反する味が同居する面白さが楽しめる。
旨味というより甘みの印象が鮮烈で心地良い屋守は、食中酒よりも食前酒、乾杯酒が向いていると思っていますが、今回飲んでもやはりそう思う。
一方で、このお酒と合う、すごくあうアテはなんだろうなぁとも。
…
二日目。ちょっとダレるなぁ。キリッとしたところが消えてしまって、苦味がくどくなる。おりがらみだから余計そうなるのかな。やっぱり抜栓後のフレッシュ感を楽しむのがこのお酒には似合うのかな。
屋守 純米無調整生 おりがらみ24BY
豊島屋酒造株式会社
精米歩合 八反錦 麹米50%/掛米55%
酸度 1.4
日本酒度 10.5
取手市 中村酒店さんで購入。
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