久しぶりのロ万はしもふりの一本、うすにごりでございます。
半年間サーマルタンクで寝かした一品は、新酒前にうすにごりというなかなか面白い商品展開です。
冷蔵庫から出しての冷や冷やで開栓。
深い緑か青が、薄く乗った色。瓶のせいだけじゃないんだ。
木樽のような香りが少し。強くなく落ち着いている印象。
口当たりはトロトロでうすにごりの良さがよくわかる。甘みの後に軽い発泡感、後味も綺麗な甘みが支配的。舌の上に残るは粉の旨み。
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4日目。
整ったなぁ。開けた時より美味い。
発泡感は極わずか、甘みが強い旨みへと昇華され、ギリギリ苦いと感じる手前の舌に残る渋みのような旨みとなっている。
味わいの強さは開けたてよりも主張して、アテいらずの飲み口。
とは言え6日目のタイの昆布締めと合わせる。
甘みが邪魔をするなぁ。魚より肉、生肉とかがいいのかな。
甘みに由来する旨みは、食べ物を選ぶなぁ。ある意味単純な味だから、くっきりと色分けされるんだろうな。
コッコパンさんの雑穀パン、クリームチーズで。
いいなー、穀物の薫のパンに染み入る甘さなら悪くない。それ以上にクリームチーズとの相性がかなり良い。
ハンス・ホールベックさんのレバーペースト。こちらもよい。レバーの一癖が単純な甘みに深みを与える。
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6日目。
味というかコクに芯が入った。チョコレートのようなビターさが出てきて、充実感が強い。
今日が一番美味しかったかもしれない。甘さが先に立つ感じが減り、味の複雑さがようやく面白く感じられるようになった。
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ということで、四合瓶だけど数日かけて飲んでみました。美味しいお酒だとは思うけど、ちょっと甘みがあざとく感じられるせいか、1日に量を飲めないなぁ。
この満足感が、2杯目は無理って感じになっちゃうのは好みの問題なのかなぁ。
まぁそれ以上に、「しもふり」とか言っちゃうセンスが好きじゃないってバイアスがある気もしますから、それが無かったらもう少し素直に美味しかったと思うじゃないかと(苦笑)
いや、だから美味しかったんですよ、ここに書くくらいだから。褒めて終わりたいのになんだかなぁ。
しもふりロ万 生原酒 24BY
花泉酒造合名会社
アルコール度数 18度
印西市 酒乃なべだなさんで購入。
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