2014年3月27日木曜日

相模灘 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒 槽場詰め 25BY

去年もそうだったのですが、やっぱり今年も同じことをしております。特純を飲んだら純吟も試さにゃいかんということです。相模灘の純米吟醸無濾過生原酒、25BYを頂きます。

去年の記事:
相模灘 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒 槽場詰め 24BY

相模灘との付き合いもぼちぼち長くなってきていますが、出会った当初から安定感のある蔵だった印象です。昨年杜氏が変わられてどう変化するかなと思ってましたが、安定感は変わらず、ブレない味を醸してくださいました。

我が家では数銘柄が定番酒としてローテーションされるのですが、相模灘は最も新しくこのローテーションに入った銘柄でして、まだ若い蔵元ですが安心感はひけをとらないのです。

そんな相模灘の毎年の恒例行事がこの時期の槽場詰めの無濾過生原酒なのです。


冷蔵庫から出しての冷や冷やで開栓。

立ち香は爽やかで濃い。派手という言葉とはちょっと違うけど、それなりに主張するちょっと濃い目の印象。あれですな、ちゃんと化粧して着飾ったみたいな印象でしょうか。

口に含むと一気に鼻まで抜ける香り。素晴らしいなぁ。栓を抜いた瞬間はプシュってなったけど、舌触り自体はぴちぴちじゃない。でも、その感覚以上にじゅわっと弾ける印象がある。旨みの強さでしょうか。


イシガレイの唐揚げ。
細かい身に染み入る旨さ、香りの相性、狙い通りです。
今日は魚が相手、刺し身ではなくて火を入れる予定で買いに行ったのです。こうやって指名買いが成功すると嬉しいですなぁ。


ゆるゆるだらだらと、美味しいまま飲み続けてしまう。

吟醸香と甘みと旨みがバランスよく、そしてそれらがちゃんと混じり合っているから、これが完成された味だなぁと理解できる。事実、温度が変わってきて甘さや旨みの主張具合が変わっても、飲んでいる印象は大きく変わらない。

常温近くになるとミルキー感も出てくる。意外に純米部分が強く出たなぁ。相模灘をここまで温度を上げて飲んだのは初めてなのですが、この分だとぬる燗も美味しかろうなぁ。

あぁ、気付いたら一升瓶が空いていた。久しぶりにやってしまった。相模灘ってちょいちょいやってしまうんですよね、一晩一升。それだけ美味くて飽きないということなのでございます。





相模灘 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒 槽場詰め 25BY
久保田酒造株式会社
精米歩合 美山錦 50%
酸度 1.7
日本酒度 +2
アルコール度数 17度以上18度未満


取手市 中村酒店さんで購入。

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