昨年新たに出会ったお酒の中でもトップクラスに美味しかった生道井。
しぼりたての新酒を入手してきました。瓶やラベルに書いてないけど、無濾過生原酒でいいんですよね?オリが絡んでるし18度もあるし。
玄関放置の冷や冷やで開栓。
グラスに注ぐと甘くメロン系の香り。ひやおろしとは印象が異なる。楽しみ。
口に含むと、極わずかに感じる微発泡感が舌を刺激して、すぐにジュワッと果実感のある爽やかな旨みが広がる。瓜のような味は香りのまま。
ほんのりのオリが昨年のひやおろしよりも甘みを足していて、でもあの滋味深いコクが奥にしっかりあり、根っこの個性は飲む時期を問わず存在していることがよくわかるですよ。
牡蠣蒸し鍋と合わせる。
牡蠣は、野菜を敷き詰めた上に昆布を敷いて、その上にドサッと並べて弱火で蒸し上げるだけ。ポン酢で頂きます。
よいですなあー、牡蠣の濃厚な旨みを爽やかに溶かして、口の中がじゅわじゅわと旨みで溢れます。
…
4日目。
やや酸味が主張してきた。メロンより葡萄という印象になってきた。それ以外は思ったより変化しなかった、というか美味しさが持続してて嬉しや。
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いやー、ひやおろしとはまた全然違った印象で非常に美味しく満足度の高い一本でした。
この爽やかさが、一夏を越してあの熟れきった味になるのかと思うと、日本酒の味の奥深さはホント様々であり、また単純に語れるものではないなぁと独りごちるであります。
生道井 特別純米 しぼりたて 衣が浦若水 25BY
原田酒造合資会社
精米歩合 若水 60%
アルコール度数 18度
岐阜市 丸美屋酒店さんで購入。
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