美丈夫の新酒は初めて飲む気がします。こんなに好きな銘柄なのにあんまり種類を飲んでないのは…何故だったんでしょうか。まぁ発泡うすにごりばっかり飲んでるからでしょうかね。
冷蔵庫から出しての冷や冷やで開栓。
注げばその瞬間から振りまくメロン香。爽やかさ全開です。
口に含むと鼻まで抜けるメロン+柑橘の酸味とフレッシュさ。ほんのりピチッと刺激が心地よいですな。
爽やかでありながら、舌の上、後味ともに旨みがぎゅっとある。私的には、こんな風に旨みがぎゅっと芯が詰まってあると、あぁいいお酒だなぁってなる一つの特徴でもあります。
唐揚げポン酢。
流すなー、サラッと。酸味の重なりがよろしかー。
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2日目。
果実感が昨日より強く、迫力がある。でも爽やかさは持続してるから、いい方向に味が伸びた印象。冷で飲むのがとてもお似合いの味です。寒くても心地よいですな。
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3日目。
すっごい美味しい。めっちゃうまい。いやー、若干のアルコール感はあるものの、爽やかで旨みがあって、舌を刺激する少しの苦味、たまらないバランス。柑橘系日本酒として世に広めたい美味しさ。
そして鼻に抜くとセメダイン系のリッチな香りも。吟醸だったっけ?って思わず瓶を確認させてしまう力強さがあります。
これまで美丈夫は、その爽やかさ故にやや日持ちが悪い、つまるところ早のみのお酒の印象がありましたが、3日目にして最も華開いたのは新しい兆候です。今年の特徴なんだろうか。素敵です。
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4日目。
甘さが増した。熟れたと言わんばかり。まだ爽やかさは残ってるけど、そろそろこれまでの鮮烈な印象は影を潜めていきそうな気配。
昨日と同じ温度で飲んでも、舌の感触が違ってきているからお酒の変化は面白いですねぇ。こう、舌に反発しないような、表面が毛羽立ったような溶け方が出てきています。もちろんこの印象が美味しく感じられるお酒もあるわけですが、美丈夫に関してはこうなり始めたら次第に甘さが出すぎてぼんやりしてしまう兆候なんだなと理解しました。
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そろそろヘタるかなって手前で飲み切ることが出来ました。我ながら大変上手な飲み方でございます。
純米酒でありながら吟醸の雰囲気満載で、それでいてその佇まいは強すぎず重すぎず。今年の美丈夫は例年よりも多く飲みたくなります。
美丈夫 純米 しぼりたて生原酒 25BY
有限会社濱川商店
精米歩合 60%
アルコール度数 16度
取手市 中村酒店さんで購入。
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