年に一度のお楽しみは色々ありますが、そろそろ造りも終わりだなぁという季節感で楽しめるのは武勇の蔵の旬なのです。
昨年の記事:
武勇 吟醸 生酒 蔵の旬かすみ酒 24BY
かすみ酒の名前がしっくりくる、上質な薄にごり。底に溜まらずに、名の通り霞がかってる様は美しい。
涼冷え程度で開栓。
発泡感はないのに、炭酸飲料を開けた時のようにピチピチと香る。
口に含むと米の甘みを中心に、軽い酸味が混じった爽やかな舌触り。甘さはお米由来とはっきり判る粉っぽさ。おりが効果的に味を作っているという印象です。
普段の武勇はもっと濃醇な印象があって、おりがからむと爽やかになるんですよね。他のお酒だと、にごりは当然のこと、おりがらみでも濃さが増す印象があるのですが、武勇は逆。記憶のベースがコッテリなので、おりの持つフレッシュな印象が強くでるわけなのです。
実は、今年の武勇の初しぼりはあんまり美味しくなかったんですよね。このところ、ちょいちょい武勇の味がブレる気がしてて悲しかったのですが、蔵の旬を飲む限りはやっぱり大丈夫だなぁと。
武勇 吟醸 生酒 蔵の旬かすみ酒 25BY
株式会社 武勇
アルコール度数 16度
取手市 中村酒店さんで購入。
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