喜久醉の普通酒は、最近はあんまり県外に出回らないと聞きますが、この時期の生原酒だけは特別です。ここ数年の冬の定番行事でして、今年もやって参りました。
なにが普通酒なのか全くわからないクオリティは毎年のこと。
原酒だけあって味も香りも濃厚だけど、普段よく飲む特別本醸造と本質は変わらない。でもいつもの整った喜久醉よりは荒々しい。原酒の濃厚さも高めのアルコール度数もやんちゃです。
スタートは玄関放置の冷や冷やからスタート。旨味が乗りすぎる。まぁわかってましたけど。
冷蔵庫で冷やし直して、もうちょっと冷や冷やで再度。微発泡とまではいかないけど、ピリピリと泡が舌を刺激する。旨辛がキツ目にやってくるんだけど、喉を通るといつもの喜久醉。
でも、余韻の長さがしぼりたての証ですなぁ。
…
4日ほど冷蔵庫で。変わらないなぁ、喜久醉は。だれないしへたらないし。美味しいまま。
冷蔵庫から出した直後はちょっと苦味が強い。
温度がこなれてくるとすっと苦味が消えていって、溢れる旨味。
アルコール度数の高さのせいで、鼻に抜けるアルコール感もちょっと強い。でもそれが不思議と嫌な感じがしない。むしろ荒々しいなぁと楽しめる。
毎年思うのだけど、この普通酒は旨すぎてお腹いっぱいになるですよ。いつもの喜久醉はなんにでも合うんだけど、この普通酒はこのお酒を中心にアテを考えなきゃなですな。
普通じゃない特別な普通酒。
喜久醉 普通酒生原酒 冬季限定しぼりたて 24BY
青島酒造株式会社
取手市 中村酒店さんで購入。
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