2013年4月13日土曜日

早瀬浦 純米 浦底 24BY

記憶が確かなら、4年ぶりの幸せです。早瀬浦の浦底。
出来れば常飲したいお酒なんですよね、早瀬浦。でもなかなか買えない。

冷蔵庫冷や冷やでスタート。

スマートな甘くて爽やかな香りがふんわりと。相変わらず品が良い。でもおりが絡むおかげでいつもよりむっふーんって感じで誘う香りがイヤラシイ。

口に含むと軽い刺激と切れの良い酸味。メロン、ぶどう、米じゃないフルーツの香り。おりの濃い旨味とそれにかぶさるホロ苦さ。絶妙よね。

あれだ、日本酒の全てがここにあるって感じの、甘辛酸苦揃い踏みって感じです。旨くて品がいいってなかなかないんですよね。だからなかなか買えないんですよね。


この感じってなんかに似てるねって話になり、あぁ磐城壽だと。どちらも海の酒だし。
味自体はもちろん違うんだけど、なんか方向性が似てるかもってことで、磐城壽の純米山廃青ラベルとちょっと比べてみる。

うん、似てる。磐城壽のほうがガツンとくる甘みとか旨味の強さがあるものの、酸の雰囲気が似てるからそう思ったのかな。


いやー、数年ぶりの美味しさに再会でした。
以前とあるお店で飲んだんですけど、僕以上に奥さんのお気に入りでして、事ある毎に浦底って喚いてたんですよね。







早瀬浦の蔵元の場所ってちゃんと知らなかったんですけど、これを書いてて見ると美浜町なんですね。美浜町のおとなりの若狭町には、子供の頃、毎年数日海水浴に来てたんですよ。なのでなんとなくこの辺りは第二の故郷。

故郷の酒は美味いなぁって、無理やり縁を作ってみたり。

えっ?故郷の海?
(´・ω・`)ショボーン


早瀬浦 純米 浦底 24BY
三宅彦右衛門酒造有限会社
精米歩合 55%
日本酒度 +8.5

横浜君嶋屋さんで購入。

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