2013年6月14日金曜日

あたごのまつ 純米吟醸 ひと夏の恋 24BY

2013年夏酒第5弾は、待ち焦がれたひと夏の恋。
ほんと、恋と言わず愛と言いたい一本です。

新澤醸造店さんのお酒は、冷え過ぎると苦味が出るという特徴が顕著に出ると思ってて、適温はその苦味が消えてからダレない間って思ってますが、ひと夏の恋はその幅が結構狭い印象なんですね。
なので今年も冷え冷えから徐々に温度を上げていって楽しもうかなと。


ということで、氷水に突っ込んだ冷え冷えで開栓。

ほんのり乳酸系の香り。吟醸香はあまり感じない。

口に含むと、あれ?穏やか。苦くない。ほんのりと瓜系、うーん、酸味も相まってプラムとか?奥さんは杏かなぁって。ともかく、妙に穏やかでじんわりする。
例年、ひと夏は辛くないけどキリリとした艶が表面にあって、奥からあたごのまつらしい香りと旨みという感じの記憶なんだけど、今年はちょっと違うなぁ。なんだか伯楽星に寄った味わい。

ちょっと温度が上がるともうちょっと酸味が落ち着いて、瓜系が中心になる。ほんのり感じる乳酸と相まって、穏やかミルクメロン。まぁ牛乳飲めないんですけど。

旨みも香りも必要にして十分なんだけど、普段のあたごのまつほど主張しない。

美味しさ自体には何の不服もないんだけど、ちょっと爽やかさが物足りない今年のひと夏。ちと恋に破れた気分ですが、未練たっぷりなのでもう一回飲んじゃうんだろうなぁ。

尾を引く感じなんかも伯楽星っぽいなんて思った次第でございます。

というか、ひと夏の恋って本当にあたごのまつなんだろうか。昔そう聞いた記憶があるんだけど、ラベルには一切書いてないしなぁ。まぁネットで調べるとあたごのまつとして売ってるんですけど。




あたごのまつ 純米吟醸 ひと夏の恋 24BY
株式会社新澤醸造店
精米歩合 55%


取手市 中村酒店さんで友達が購入w

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