伯楽星 特別純米 24BY、もうすぐ夏ですね

前回、12月出荷の新酒を試して、やっぱり伯楽星は愛して止まないなぁとしみじみしたわけですが、夏も近づく八十八夜も過ぎたことです。そろそろまたちゃんと味見してみます。

新酒を飲んだ前回以降、このお酒を飲んでないわけではないんですが、意識して飲まないと美味いなぁで終わっちゃう日々のお酒でございますし、そういえばここ2ヶ月くらいは飲んでないなと。

せっかくの機会なので、ちゃんと味見をするであります。えぇそうなんです、このお酒も、白隠正宗、奥播磨、明鏡止水に続く、奥様会の残りを頂いたものでございます。


あぁうまい。安心と信頼の味。

以上って終わりにしてもいいんちゃうってくらい、やっぱり美味しいなぁと感じ入ったわけですが、もう少しちゃんと新酒の記憶と突き合わせてみます。

ピチピチという感じは薄くなり、代わりの蓄えられた旨味と酸味。とにかく元々甘みが少ない味なので、この2つの味のバランスが重要なわけですが、一段階段をあがった感はあれどバランスは崩れていない。

でも、今年は特に味のりを感じる。この時期でこの味だと、ひやおろしの時期とかどうなんだろうかと、楽しみと不安がもふもふでございます。


グリーンカレーと合わせる。そうなんですよ、実は伯楽星とタイ料理ってめちゃくちゃ合うんですよね。甘さが立つタイプのお酒は、スパイス系の味だとケンカして合わないことが多いんですけど、なんせ辛口とは一味違うドライさを持つ伯楽星ですから、スパイスの香りも自分のお米の香りも消さず、そんでまた仄かな乳酸が辛さとよく合うですよ。


新澤醸造店さんからは、もうすぐ夏酒が届くはず。キリリとした爽やかなお酒が出てくる一方で、ジミジミと旨みが乗ってきてる定番がいます。次回はひやおろし直前くらいに飲もうかな。

伯楽星 特別純米 24BY
精米歩合 60%


取手市 中村酒店さんで購入したものを頂きました。