白隠正宗、奥播磨に続く、奥様飲み会での拝領酒でございます。明鏡止水の甕口です。
これも初めて飲むお酒です。正確には、瓶で家で飲むのは初めてのはずです。
明鏡止水って、夏酒やひやおろしは買って飲んでも、それ以外はなかなかじっくり飲まないんですよね。美味しいことはわかってるんですけど、今日は明鏡止水だねって感じにピタッとハマることがないんですよ、我が家では。それもこれも長野酒への苦手意識…
でも、明鏡止水はその苦手感が少ないお酒なんですが、この一本は更にそんなことを意識させない内容でございました。
程々しっかり冷蔵庫からの冷や冷やで開栓。
爽やかメロン香。瓜系の瑞々しい香りが吹き出します。鳳凰美田とかみたいな、香りがムンムンって感じじゃないんですけど、スマートに一筋立ち上るイメージでしょうか。
ちょっと舐めただけの味見だったので、ガッツリ味見するのは翌日。
…
1日経っても変化がほとんどなく、安定した香りと味。今日もよく香ります。
長野酒の風情がないわけじゃないけど、それを補って余りあるメロン香と爽やか旨み。金沢酵母使用とあるので、この爽やかな佇まいになってるんでしょうか。言われてみれば、長野酒のイメージより酸が少ないですな。
甕口ならではの旨味とコクはあっても、重たくならない上質の切れ味。いつもこの切れ味のせいで、明鏡止水にイメージが軽い酒だと思ってしまうんだけど、飲めばいつも旨味にやられるんですよね。なぜか味を覚えられない不思議なお酒です。えぇ、お酒自体が不思議なわけじゃなくて、僕の舌の残念さが不思議でなりません。
明鏡止水 純米吟醸 甕口 ULTRA7 24BY
大澤酒造株式会社
精米歩合 50/55%
酸度 1.6
日本酒度 +7
取手市 中村酒店さんで購入したものを頂きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿