瓶で飲むのは初めての白隠正宗です。お店とか試飲会とかでしか飲んでないなぁ。まぁ近場で買えるお店を知らないというだけですけど。
実は、先日我が家で奥様方の(女子会とは言わせない)飲み会が開催されまして、えぇ、怖くてとても近寄りたくなかったんですが、お酒の味見だけはちょっとだけしてきました。
冷蔵庫から出してちょっと経った、ちょっぴり冷や冷やで開栓。
静岡酒らしいほんのり酸味の柔らかアタック。香りも穏やかです。あぁ静岡酒万歳です。鑑評会の金賞がないなんて、なんぼのもんじゃいというところです。愛してます、静岡酒。
そして穏やかだけど、純米にしては香ってるといえるかな。この辺りの優しさと香りの感じが、誉富士なんでしょうか、どうなんでしょうか、未だに誉富士がよくわかりませんというほど飲めてません。
…
飲み会の残りをありがたくいただきます。2日目。
冷え冷えで飲むと酸味がたって旨味がない。ちょっと置くとすぐに復活する。温度もそうだし、空気に触れるとよく開くタイプなんですね。
常温くらいまでゆるゆる上げると旨味が増す。以前の燗寒BBQの時の正雪を思い出すと、誉富士は温度を上げていくほうが美味しいのかもしれません。静岡酒の仄かで綺麗な酸味と穏やかな旨みや香りは、いつも冷酒をイメージさせられるんですけど、いやいや結構幅広く楽しめるものでございます。
喉に落とした後の消え方もやさしく、フェードアウトって感じ。あぁ、静岡酒を堪能致しました。
激旨ってビックリするタイプのお酒じゃないけど、きっと全く飲み飽きない日々の良酒でございます。
静岡酒の愛飲日常酒である喜久醉よりも、甘みも旨みもちょっと軽くて軽快。僕はたまに喜久醉が美味しすぎるときがあるので、そんな時に選びたいお酒かもしれません。あぁ、それっていつもは伯楽星の役割か。味は違えど立ち位置が僕の中で近いということですね。なるほど、気に入る訳でございます。
白隠正宗 純米 誉富士 24BY
高嶋酒造株式会社
精米歩合 誉富士 60%
酸度 1.5
日本酒度 +4
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