2013年5月9日木曜日

らんかん 2009、2013年の黒糖焼酎の日

5月9日、10日は黒糖焼酎の日。
我が家も2009年のらんかんでまったりでございます。


まずはストレート。
もう、注いでからの香りの立ちが止めどない。湧き上がる甘く鮮烈な香り。いやー、飲むのも忘れてくんくんし続けてしまうですよ。

口に含むとビリビリと痺れる尖り。その次に来るのは濃厚な甘味。辛くて甘くて、余韻はほろほろと苦い。折り重なるようにそれらが迫り来る。いやー、たまらんです。

少しだけ氷を落とす。
甘味が抑えられて、より刺激的。冷たさによる刺激と、旨味の刺激。辛い、でもやめられない。じっと辛さを味わうと、痺れた舌にじわっと甘味が湧く。

溶かして濃い目の冷たい水割り。8:2くらいかな。
あぁ、尖りが丸くなり、優しく甘さが香り立つ。今回のは絶妙に出来た。黒糖を舐めてるような濃厚なコクと甘味を味わえるんだけど、きっちり冷えてるから妙に爽やかさもある。

普段の愛飲酒、龍宮の30度と比べる。
やっぱり香りが決定的に違う。いつもの龍宮でも魅惑の香りなんだけど、ちょっと格が違うと言いますか。
そして舌触り。透明感がある、ガラスと言うかゼリーと言うか。

この香りと舌触りは、妙に艶っぽい、そしてちょっと湿度を感じる。名瀬のらんかん山と、その麓に建つ富田酒造場、曇り空の奄美がよみがえる。

やっぱり、このお酒は特別。



我が家のハレの日のお酒たち。おかしいなぁ、もっとあったはずなのに、なんだかんだで減っていってしまう。


らんかん 2009
有限会社富田酒造場

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